犬が怪我をした際、病院に行くべきかどうかの目安として、以下のポイントが参考になります。犬の怪我の程度によっては、迅速な治療が必要な場合もあるため、状態を見極めて早めに対処することが重要です。
病院に行くべき目安
1. 出血が止まらない場合
• 圧迫しても出血が止まらない、または短時間で多量の出血がある場合は、深い傷の可能性があります。特に動脈が傷ついていると、激しい出血が見られるため、急いで病院に行く必要があります。
2. 傷が深い、または大きい場合
• 傷口が深く、皮膚が裂けている場合や、傷の大きさが広範囲に及ぶ場合は、縫合や消毒が必要になることがあります。自己処置で対応せず、獣医師に見せることが推奨されます。
3. 骨が見える、骨折している可能性がある場合
• 傷口から骨が露出している、または歩けなくなるほどの痛みや腫れがある場合、骨折や脱臼の可能性があります。この場合、早急に獣医師に連れて行く必要があります。
4. 腫れや強い痛みがある場合
• 傷の周りが腫れたり、痛みで犬が動けなくなったりする場合、内部で炎症や感染が起きている可能性があります。特に、犬が触れられることを嫌がるほどの痛みがある場合は、診察が必要です。
5. 傷口が不潔な場合や感染の疑いがある場合
• 傷口が泥や異物で汚れている場合、感染のリスクが高まります。また、数日経過してから膿が出たり、悪臭がする場合は感染症の兆候です。このような場合は、早めに消毒や抗生物質の治療が必要です。
6. 目や口、鼻周りの怪我
• 目や口、鼻といったデリケートな部位に傷がある場合、自己処置が難しく、感染や合併症が起こりやすいため、獣医師の診察が必要です。
7. やけどや化学物質による怪我
• 熱い物に触れた、化学物質が皮膚に付着したなどのやけどや化学傷害は、適切な処置が必要です。放置すると、皮膚がさらに損傷するリスクがあるため、専門的な治療を受けることが推奨されます。
8. 犬がショック状態にある場合
• 怪我後に犬が元気がなくなったり、呼吸が荒くなったりする場合はショック状態の可能性があります。この状態は命に関わることもあるため、速やかに病院へ向かいましょう。
自宅での応急処置方法
• 出血がある場合:清潔なガーゼやタオルで圧迫して止血します。5〜10分間圧迫しても出血が止まらない場合は病院に行きましょう。
• 傷口が汚れている場合:生理食塩水で優しく洗い流し、清潔なガーゼで覆います。
• 犬が舐めないように保護する:傷を舐めないようエリザベスカラーなどで保護すると、傷の悪化を防げます。
まとめ
犬が怪我をした際、出血が止まらない、傷が深い、腫れや痛みが強い、感染の疑いがあるといった場合には、速やかに動物病院に連れて行くことが大切です。小さな怪我であっても、傷が悪化しないように早めに対処することで、犬の健康を守ることができます。
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