犬の傷口が塞がらない時の対処法&獣医師に相談するタイミング

犬の傷口がなかなか塞がらない場合、感染や皮膚の状態、体の健康状態に問題がある可能性があります。以下に、傷口が塞がらないときの対処法を紹介しますが、傷の悪化や感染の疑いがある場合は、早めに獣医師に相談することが大切です。

傷口が塞がらないときの主な対処法

1. 傷口の清潔を保つ

• 傷口が塞がらない原因として、汚れや感染が挙げられます。まずは傷口を毎日清潔に保つようにし、生理食塩水や獣医師が推奨する消毒液で優しく洗浄しましょう。

• 消毒後は無菌ガーゼで傷口を覆い、汚れや細菌が入らないように保護します。

2. エリザベスカラーで舐めさせない

• 犬が傷口を舐めてしまうと、傷が悪化して治癒が遅れることがあります。エリザベスカラーや専用の保護具を使い、犬が傷を舐められないようにしましょう。

3. 適切な湿潤療法を検討する

• 湿潤療法とは、傷口を適度な湿度で保つことで治癒を促進する方法です。乾燥させすぎないように、傷口を覆う専用の保護シート(ハイドロコロイドなど)を使うと、治癒が早くなることがあります。ただし、使用前に獣医師に相談し、適切なケア方法を確認することが重要です。

4. 食事と栄養の改善

• 傷の治癒には十分な栄養が必要です。特にタンパク質やビタミンC、亜鉛は皮膚や組織の再生を助けます。獣医師に相談して、治癒を助ける栄養が十分に摂取できる食事を与えると良いでしょう。

5. 適切な傷薬や抗生物質の使用

• 感染の疑いがある場合、獣医師が処方する抗生物質の飲み薬や塗り薬が必要になることがあります。また、犬専用の抗菌クリームや消炎ジェルも効果的です。自己判断で市販薬を使用せず、必ず獣医師の指導を受けましょう。

6. 毎日のチェックとガーゼ交換

• 傷口を毎日チェックし、ガーゼや包帯を定期的に交換することで、清潔な状態を保ちます。傷口が湿っている場合は乾燥させ、乾燥しすぎている場合は保湿して傷の状態に合わせたケアを行いましょう。

獣医師に相談するタイミング

以下のような場合は、速やかに獣医師に相談してください。

• 傷口が赤く腫れている、膿が出ている

• 感染の可能性があるため、抗生物質の治療が必要です。

• 傷口から強い臭いがする

• 感染症や組織の壊死のサインである可能性があります。

• 2週間以上経過しても傷が治らない

• 慢性化している可能性があり、特別な治療が必要かもしれません。

• 食欲や元気がない

• 傷口の感染や、体全体の健康状態が影響している可能性があります。

まとめ

犬の傷口が塞がらない場合は、清潔を保ち、傷口の保護、適切な栄養管理などを行いつつ、必要に応じて獣医師に相談することが重要です。傷が悪化しないように注意しながら、適切なケアを続けることで、早期回復を目指しましょう。

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