犬がマダニに噛まれた場合、さまざまな症状が現れる可能性があります。マダニは皮膚への直接的な影響だけでなく、病気を媒介することもあります。以下は、犬がマダニに噛まれた場合に見られる主な症状です。
1. 皮膚症状
• 赤みと腫れ:噛まれた部位が赤く腫れることがあり、かゆみや痛みを伴う場合もあります。
• かさぶたやしこり:噛まれた場所にかさぶたやしこりができることもあります。
• 皮膚炎や脱毛:炎症がひどくなると、周囲の被毛が抜けることもあります。
2. 行動の変化
• 過剰な掻きむしり:犬が強いかゆみを感じている場合、頻繁に掻いたり、噛む行動が見られます。
• 元気消失:感染やかゆみでストレスを感じ、元気がなくなることもあります。
3. 病気の症状
マダニはさまざまな感染症を媒介するため、噛まれることで次のような病気にかかるリスクがあります。
• バベシア症:赤血球が破壊され、貧血や発熱、黄疸、血尿などが見られます。
• ライム病:関節の痛み、発熱、元気消失が見られることがあり、慢性化することもあります。
• エールリヒア症:発熱、貧血、食欲不振、元気消失が見られます。重症化すると、慢性化して治療が難しくなる場合があります。
4. 重症な場合の症状
• 貧血:特にバベシア症などの感染により赤血球が破壊されることで貧血症状が出ることがあります。
• 神経症状:まれに、神経に影響を及ぼすマダニがいる場合、歩行異常やふらつきなどの神経症状が見られることがあります。
対処方法と予防
1. 定期的なチェック:散歩後などに全身の被毛や皮膚をチェックし、マダニが付着していないか確認します。
2. マダニ予防薬の使用:スポットオンタイプの駆虫薬や首輪など、定期的にマダニ予防薬を使用することが効果的です。
3. 早期治療:マダニに噛まれた部位が赤く腫れたり、犬が元気をなくしたりする場合は、早めに獣医師に相談して治療を受けることが大切です。
まとめ
マダニに噛まれることで犬にさまざまな症状が現れる可能性があるため、早めに対処することが重要です。特に、体調の変化が見られる場合や、噛まれた場所に異常がある場合は、動物病院で診察を受けることをおすすめします。
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