犬の下痢が2日以上続く場合は、体調に影響が出る可能性があり、早めに動物病院を受診することが推奨されます。特に、以下のような症状が伴う場合や、下痢の継続日数が増える場合は、早急な診察が必要です。
動物病院を受診するべき基準
1. 下痢が48時間以上続く
• 通常、軽い消化不良や一過性のストレスによる下痢であれば、1〜2日以内に改善することが多いです。2日以上続く場合は、感染症や寄生虫などが原因である可能性も考えられます。
2. 血便や粘液便が見られる
• 血便や粘液便がある場合、腸炎や腸の損傷、感染症などの可能性があるため、すぐに診察を受けることが重要です。
3. 嘔吐が伴う
• 下痢とともに嘔吐がある場合、脱水症状が進行するリスクが高まります。食欲不振や元気がない場合も、急を要するケースが多いため早めの診察が推奨されます。
4. 脱水の兆候が見られる
• 目がくぼんでいる、皮膚をつまんでもすぐに戻らないなどの脱水症状がある場合、特に注意が必要です。犬が水を飲みたがらない場合は、早急な対処が求められます。
5. 元気や食欲が極端に低下している
• 下痢が続く中で、犬が普段と比べて元気がない、食べ物に興味を示さないといった状態が見られる場合は、体力が低下している可能性が高いため、早めの受診が必要です。
6. 発熱がある
• 下痢と発熱が併発する場合、感染症や内臓の炎症などの可能性があります。発熱は、犬の体調が急激に悪化するサインであることも多いため、動物病院での診察が推奨されます。
自宅でできる応急処置
• 水分補給をしっかりと行う:下痢が続くと脱水症状が進むため、水分を十分に補給させましょう。薄めた犬用の低塩スープなどで水分を補うと良いでしょう。
• 消化の良い食べ物を少量与える:食欲がある場合は、少量の白米や茹でた鶏肉など、消化に良いものを与えて様子を見ます。ただし、下痢が続く場合は食事を控え、獣医師に相談することが重要です。
下痢が2日以上続くと、体力や健康に深刻な影響が出る可能性が高まりますので、特に症状が改善しない場合や悪化する場合は、早急に動物病院で診察を受けることをお勧めします。
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