犬に薬を飲ませる時嫌がる場合は錠剤を砕いてもいいのか?

犬に与える錠剤を砕いてよいかどうかは、薬の種類によります。一部の錠剤は砕いても問題なく、フードに混ぜて与えることができますが、他の薬は砕くと効果が変わったり、安全性に影響を与えたりすることがあります。砕いて良いかどうかについては、必ず獣医師に確認してください。

砕いてはいけない可能性がある錠剤

1. 徐放性錠剤(徐放剤)

• 徐放性錠剤は、ゆっくりと薬が放出されるように設計されています。砕くと、一度に薬が体内に吸収されてしまい、薬の効果が短時間で現れてしまうため、安全性が損なわれる可能性があります。

2. 腸溶性錠剤

• 腸溶性錠剤は、胃酸に溶けずに腸で溶けるように設計されています。砕くと胃で溶けてしまい、効果が低下したり、副作用が出やすくなる可能性があります。

3. コーティングが施されている錠剤

• コーティングは、薬の成分が保護されるように設計されている場合があります。砕くと、成分が劣化したり、体内での吸収が変わることがあります。

砕いても問題ない場合がある錠剤

一般的なビタミンやサプリメント、特定のフィラリア予防薬などは、砕いても効果が変わらないものがあります。しかし、すべての薬が該当するわけではありません。

砕く前に確認すること

• 獣医師に相談する:投与方法について迷った場合や、砕いて与えたい場合は、必ず獣医師に確認してください。獣医師は薬の種類や処方理由に基づいて、最適な方法を指導してくれます。

• 液体タイプや他の剤形がないか確認する:もし砕けない場合、薬の形状を変えることが可能か、液体やチュアブルタイプがあるかを確認するのも一つの方法です。

その他の与え方

錠剤をそのまま飲ませるのが難しい場合、砕かずにおやつに包む、ウェットフードに混ぜるなどの方法で、スムーズに与える工夫をすると良いでしょう。

薬によっては砕くことで効果や安全性に影響が出るため、必ず専門家に確認し、正しい投与方法で愛犬の健康を守りましょう。

================

クラウドナインペットメッド個人輸入代行は医薬品のみではなく、犬・猫のサプリメントも多く取り揃えております。

お買い物カゴ