「うちの猫にはフィラリア予防をしていないけれど、大丈夫?」と考えている飼い主さんも多いのではないでしょうか。特に室内飼いの猫の場合、「蚊に刺されることはないだろう」と予防をしていないケースもあります。しかし、 猫のフィラリア症は発症すると治療が難しく、突然死のリスクもある病気 です。今回は、フィラリア予防をしていない猫のリスクと、今からできる対策について詳しく解説します。
猫のフィラリア症はどのくらい危険?
フィラリア症は、蚊を媒介として 寄生虫(フィラリア)が体内に侵入し、心臓や肺にダメージを与える病気 です。犬に比べて感染率は低いものの、 猫は少数のフィラリアでも重篤な症状を引き起こす ため、決して油断できません。
猫がフィラリアに感染すると…
• 咳・呼吸困難・喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)
• 嘔吐・食欲不振・元気消失
• 突然死することもある(猫フィラリア突然死症候群)
犬の場合は成虫が心臓に寄生することが多いですが、猫では 肺にダメージを与えるケースが多く、治療法がほぼない のが特徴です。
室内飼いでもフィラリアに感染する?
「室内飼いだからフィラリア予防は不要」と思われがちですが、 蚊の侵入を完全に防ぐことは不可能 です。
室内に蚊が入る原因
• 玄関や窓の開閉時に入り込む
• 網戸の隙間や換気口から侵入する
• 飼い主が外出時に蚊を連れ帰る
また、フィラリアに感染した犬が近所にいる場合、 その犬を刺した蚊が猫を刺し、感染させる可能性 があります。
フィラリア予防をしていない猫のリスクを減らすには?
もし愛猫にフィラリア予防をしていない場合、今からでも対策を始めることが大切です。
今すぐできる対策
1. 動物病院で相談する → 感染リスクがあるかチェックし、予防を始める
2. 蚊の侵入を防ぐ → 網戸の隙間を塞ぎ、蚊取りグッズを活用
3. フィラリア予防薬を検討する → スポットオン(滴下式)や経口薬を獣医師と相談
まとめ|フィラリア予防は今からでも間に合う!
「フィラリア予防をしていなかったけど大丈夫?」と不安な場合は、 早めに動物病院で相談するのがベスト です。猫のフィラリア症は 治療が難しく、予防が最善の対策 になります。たった1匹の蚊でも感染するリスクがあるため、 室内飼いでも油断せず、しっかりと予防をしましょう!
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