「猫にはフィラリア予防は必要ない」という声を聞くことがありますが、本当にそうでしょうか?犬ほど発症率は高くないものの、猫もフィラリアに感染するリスクがあり、場合によっては命に関わることも。今回は、猫のフィラリア予防について詳しく解説します。
猫のフィラリア感染率は低いが、危険性は高い
確かに猫は犬よりもフィラリアに感染しにくいと言われています。その理由は以下の通りです。
• 猫はフィラリアの幼虫が体内で成長しにくく、成虫になる確率が低い
• フィラリアが成虫になっても、犬のように大量に寄生することが少ない
しかし、感染すると 突然死や呼吸困難などの重篤な症状を引き起こす可能性 があります。猫の場合、少数のフィラリアでも肺や心臓に重大なダメージを与えるため、「感染しにくい=安心」ではないのです。
室内飼いでもフィラリアに感染する?
「完全室内飼いだからフィラリア予防は必要ない」という考え方もありますが、 蚊は家の中にも侵入 します。窓や玄関の開閉時に入り込むだけでなく、網戸の隙間や換気口からも入ってくるため、室内飼いの猫でも感染リスクはゼロではありません。
フィラリア予防は必要ない?判断基準とは
フィラリア予防が不要かどうかは、住んでいる地域や飼育環境によって変わります。
予防が必要なケース
• 蚊の多い地域に住んでいる
• 外に出ることがある(ベランダ・散歩・通院など)
• 他のペットが外に出る機会がある(犬と同居など)
予防しなくてもリスクが低いケース(ただし要注意)
• 蚊の発生が少ない地域に住んでいる
• 24時間空調管理で窓を開けない生活をしている
• 家の構造上、蚊の侵入が極めて困難
とはいえ、蚊を100%防ぐのは難しく、たった1匹の蚊でも感染するリスクがあるため、安全を考えれば 予防をしておくのがベスト です。
まとめ|「必要ない」ではなく「万が一」に備える考え方を
猫のフィラリア予防は、 「感染リスクがゼロではない」なら対策をするべき という考え方が大切です。「必要ない」と決めつけず、獣医師と相談しながら愛猫に合った予防方法を検討しましょう。大切な命を守るために、できる対策をしておくことが安心につながります!
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