【ネクスガードスペクトラ】体重がギリギリの場合の選び方と注意点
ネクスガードスペクトラは、犬のノミ・ダニ駆除や内部寄生虫の予防に効果的な薬剤です。体重ごとに用量が異なるため、愛犬の体重が「体重範囲ギリギリ」にある場合、どちらの用量を選ぶべきか迷う飼い主さんも多いでしょう。この記事では、体重ギリギリの犬にネクスガードスペクトラを選ぶ際のポイントと注意点について解説します。
ネクスガードスペクトラの体重別製品ラインナップ
ネクスガードスペクトラには、以下のような体重別の製品が用意されています。
| 製品名 | 対応体重 | 主な有効成分量 |
| 小型犬用（3.5-7.5kg） | 3.5kg～7.5kgの犬 | アフォキソラネル 19mg / ミルベマイシンオキシム 3.8mg |
| 中型犬用（7.6-15kg） | 7.6kg～15kgの犬 | アフォキソラネル 38mg / ミルベマイシンオキシム 7.5mg |
| 大型犬用（15.1-30kg） | 15.1kg～30kgの犬 | アフォキソラネル 75mg / ミルベマイシンオキシム 15mg |
| 超大型犬用（30.1-60kg） | 30.1kg～60kgの犬 | アフォキソラネル 150mg / ミルベマイシンオキシム 30mg |
体重ギリギリのときの選択基準
1. 体重が製品の上限ギリギリの場合
• 例：7.5kgの犬に小型犬用（3.5-7.5kg）を使用する場合
• 対応範囲内であれば、その製品を選んでも問題ありません。しかし、犬の体重が増える可能性がある場合は、次の段階の製品を検討してください。
2. 体重が下限ギリギリの場合
• 例：7.6kgの犬に中型犬用（7.6-15kg）を使用する場合
• 下限ギリギリの場合でも、その体重範囲の製品を選ぶことが推奨されます。過剰投与を避けるため、体重に応じた正確な用量を守ることが重要です。
3. 体重が範囲を超えている場合
• 対応範囲を超えた場合、必ず適切な範囲の製品を選んでください。用量が不足すると効果が不十分になる可能性があります。
体重が増減する可能性がある犬の場合
1. 成長中の子犬
• 体重が短期間で増える可能性が高い場合、獣医師と相談し、次の体重範囲の製品に切り替えるタイミングを決めましょう。
2. ダイエット中や病気による体重変化
• ダイエット中や体重が減少する可能性がある場合も、獣医師に相談して適切な製品を選択してください。
3. 季節や活動量による変化
• 季節や活動量によって体重が変動する場合、月ごとに体重を測定して対応範囲内か確認することをおすすめします。
注意点：過剰投与や不足投与を避けるために
1. 過剰投与のリスク
• 体重範囲を超える用量を使用すると、嘔吐や下痢、元気消失などの副作用が出る可能性があります。
• 特に小型犬では過剰投与がリスクとなりやすいため、注意が必要です。
2. 不足投与のリスク
• 体重範囲に対して用量が不足すると、寄生虫駆除や予防効果が十分に発揮されない可能性があります。
• 特にフィラリア予防やノミ・ダニ駆除が不完全になるリスクがあるため、正しい用量を守りましょう。
3. 月ごとに体重を測定する
• 愛犬の体重を定期的に測定し、体重範囲が適切であることを確認してください。
獣医師に相談すべきケース
• 体重が体重範囲のギリギリにある場合は、獣医師に相談して適切な用量を選択してください。
• 愛犬の健康状態や他の薬剤との併用がある場合も、使用前に必ず相談しましょう。
まとめ：体重ギリギリでもネクスガードスペクトラを安全に使用する方法
• 体重範囲の確認：愛犬の体重を正確に測定し、適切な製品を選びましょう。
• 過剰・不足投与を避ける：製品の対応範囲を守り、体重範囲内で使用してください。
• 成長や体重変動に注意：特に成長中の子犬や体重が増減する犬では、毎月体重を測定することが重要です。
• 獣医師に相談：迷った場合や体重がギリギリの場合は、獣医師のアドバイスを受けましょう。
ネクスガードスペクトラを適切に使用して、愛犬をノミ・ダニや内部寄生虫から守り、健康を維持しましょう！
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