ドロンタールとドロンタールプラスは、どちらも寄生虫駆除に使用される信頼性の高い薬剤です。ただし、対応する寄生虫の種類や使用対象、成分に違いがあるため、どちらを選べばいいか迷うこともあるでしょう。この記事では、ドロンタールとドロンタールプラスの違いを詳しく解説し、それぞれの特徴や適したシチュエーションを紹介します。
基本情報の比較
特徴 | ドロンタール(猫用) | ドロンタールプラス(犬用) |
使用対象 | 猫専用 | 犬専用 |
対応する寄生虫 | 回虫、鉤虫、条虫 | 回虫、鉤虫、条虫、鞭虫 |
成分 | プラジクアンテル、ピランテルエンボナート | プラジクアンテル、ピランテルエンボナート、フィバンテル |
形状 | 小型の錠剤(猫に与えやすいサイズ) | 大型の錠剤(犬用に設計されたサイズ) |
対象体重 | 1kg以上の猫に対応 | 犬の体重に応じたサイズ(小型犬~大型犬用まで展開) |
使用可能な年齢 | 生後6週齢以上 | 生後2週齢以上 |
成分の違い
• ドロンタール(猫用)
• プラジクアンテル: 条虫(瓜実条虫、マンソン裂頭条虫など)を駆除します。
• ピランテルエンボナート: 回虫、鉤虫を駆除します。
• 猫専用の成分配合で、猫の体に優しく設計されています。
• ドロンタールプラス(犬用)
• プラジクアンテル: 条虫を駆除します。
• ピランテルエンボナート: 回虫、鉤虫を駆除します。
• フィバンテル: 鞭虫(トリコセファルス属)を駆除する成分が追加されています。犬に特化した広範囲な寄生虫対応が可能です。
対応する寄生虫の違い
1. ドロンタール(猫用)
• 猫に多く見られる回虫、鉤虫、条虫を駆除。
• 特に、母猫から感染しやすい回虫や、ノミを媒介とする瓜実条虫への対応が特徴です。
2. ドロンタールプラス(犬用)
• 猫用のドロンタールが対応する寄生虫に加え、鞭虫にも対応可能。
• 鞭虫は犬に特有の寄生虫で、ドロンタールプラスならではの特徴です。
使用対象の違い
• ドロンタール(猫用)は猫専用に設計されており、体重1kg以上の猫に適しています。
• ドロンタールプラス(犬用)は犬専用であり、体重やサイズに応じた用量が設定されています。
使用上の注意点
1. 猫にドロンタールプラスを使用しない
• ドロンタールプラスは犬専用であり、猫に使用すると過剰な成分が影響を及ぼす可能性があります。必ず猫専用のドロンタールを使用してください。
2. 犬にドロンタールを使用しない
• ドロンタール(猫用)は、犬に多い寄生虫(鞭虫)に対応していないため、犬には不適切です。
3. 体重に応じた用量を守る
• 犬猫ともに、体重に応じた適切な用量を守らないと、副作用や効果不足の原因になります。
4. 定期的な駆虫を行う
• 猫や犬のライフスタイルに応じて、定期的に駆虫を行うことが再感染予防につながります(猫:3か月に1回、犬:月1回など)。
どちらを選ぶべき?
1. 猫の場合
• ドロンタール(猫用)を選択。
• 回虫、鉤虫、条虫が主な寄生虫であり、猫専用の成分配合で安全性が高いです。
2. 犬の場合
• ドロンタールプラス(犬用)を選択。
• 犬特有の鞭虫に対応し、犬の体重や体格に応じた用量が用意されています。
まとめ:ドロンタールとドロンタールプラスを正しく選んで使用しよう!
• ドロンタールは猫専用の寄生虫駆除薬で、回虫、鉤虫、条虫に対応しています。生後6週齢以上、体重1kg以上の猫に使用可能です。
• ドロンタールプラスは犬専用の駆除薬で、鞭虫を含む広範囲な寄生虫に対応しています。犬の体重やサイズに応じた種類が用意されています。
大切なペットの健康を守るために、動物種に適した駆虫薬を選び、獣医師の指導のもと安全に使用しましょう!
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