犬が高齢になるとどんなサインが現れる?老化の兆候を見逃さないために

犬も人間と同じように年齢を重ねると、体や行動にさまざまな変化が現れます。高齢犬には特有のサインがあり、これらを理解することで、より適切なケアを行うことができます。今回は、犬が高齢になると現れる主なサインについて解説します。

1. 動きが鈍くなる

加齢によって関節が硬くなり、筋力も衰えてくるため、犬は以前のように活発に動けなくなることがあります。散歩のペースが遅くなったり、運動を嫌がったりする場合は、関節痛や筋肉の衰えが原因かもしれません。また、階段の上り下りを避けるようになることもあります。

2. 寝る時間が増える

高齢になると、犬は若い頃に比べて眠る時間が長くなります。活動量が減り、昼間でも長時間寝ていることが増えるのは自然なことです。ただし、異常なほど寝続けたり、起きた後にぐったりしている場合は、体調不良の可能性もあるため注意が必要です。

3. 視力や聴力の低下

年を取ると、視力や聴力が衰えてくる犬も少なくありません。例えば、目が白く濁る(白内障)ことで視力が低下し、家具にぶつかったり、人の動きに気づかないことがあります。また、呼びかけに反応しなくなったり、音への反応が鈍くなるのも聴力低下のサインです。

4. 被毛や皮膚の変化

高齢犬は被毛が薄くなったり、白髪が増えたりすることがあります。特に、顔周りや口の周りに白髪が目立つようになるのは老化の兆候です。また、皮膚が乾燥しやすくなり、しわやたるみが増えることもあります。皮膚が敏感になり、かゆみや炎症を起こす場合もあるため、適切なスキンケアが必要です。

5. 食欲の変化

高齢犬は食欲が変わることがあります。食べる量が減る、食べ物に興味を示さなくなる、または逆に食欲が増えて体重が増えることもあります。歯の痛みや消化器の問題が原因で食べにくくなる場合もあるので、食事内容を見直したり、柔らかい食事に変えることが有効です。

6. 体重の変化

加齢により代謝が低下することで体重が増加することもありますが、逆に筋肉量が減って体重が減少することもあります。体重の変化が大きい場合は、健康に問題がある可能性があるので、定期的に体重をチェックし、異常が見られたら獣医に相談しましょう。

7. トイレの失敗が増える

高齢犬は、膀胱のコントロールが難しくなることがあり、トイレの失敗が増える場合があります。排尿や排便の頻度が変わったり、トイレまで間に合わないことがあれば、泌尿器系の問題や認知機能の低下が原因かもしれません。排泄の習慣が変わった場合は、健康チェックが必要です。

8. 認知機能の低下

犬も高齢になると認知機能が低下することがあり、これを「犬の認知症」と呼ぶこともあります。犬が部屋の中で迷子になる、ぼんやりと同じ場所を歩き回る、夜中に起きて落ち着かないなどの行動は、認知機能の低下が原因かもしれません。また、飼い主を認識しにくくなったり、今まで覚えていたコマンドを忘れることもあります。

9. 病気のリスクが高まる

高齢犬は、腎臓病、心臓病、糖尿病、関節炎、がんなどの病気のリスクが高まります。早期発見と予防が大切なので、定期的に健康診断を受け、病気の兆候がないかチェックすることをお勧めします。

まとめ

犬が高齢になると、さまざまなサインが現れるため、普段から愛犬の行動や体調を注意深く観察することが大切です。高齢犬のケアには、適切な食事、定期的な健康診断、関節への配慮、快適な環境作りが欠かせません。老化は自然なプロセスですが、飼い主のサポート次第で犬の生活の質を向上させることができます。愛犬が快適に幸せな老後を過ごせるように、丁寧なケアを心がけましょう。

================

クラウドナインペットメッド個人輸入代行は犬・猫の抗生物質やフィラリア予防で有名なお薬ネクスガードスペクトラ、サプリメントの個人輸入代行をするお店です。ノミ・ダニ駆除薬など処方箋不要で海外から簡単に個人輸入できます。

フィラリア予防薬の個人輸入ならクラウドナインペットメッドにお任せください!

お買い物カゴ