ブロードラインの効果・使い方・投与頻度は？

ブロードラインは、猫専用の多機能な駆虫薬で、ノミやダニの外部寄生虫駆除に加えて、内部寄生虫やフィラリアの予防・駆除も可能な薬剤です。以下に、効果、投与頻度、使い方についてまとめます。

• 投与後24時間以内にノミを駆除し、1か月間にわたり再寄生を防ぎます。また、ダニに対しても効果があり、寄生する前に駆除します。

• 回虫、鉤虫、条虫（サナダムシ）などの腸内寄生虫に対しても効果を発揮します。

• 蚊を介して感染するフィラリア幼虫の成長を抑えることで、フィラリア症を予防します。

• 月に1回の投与が推奨されています。1回の投与でノミ・ダニの駆除効果が約1か月間持続し、フィラリアの予防も行えます。

• ノミやフィラリア予防を1年を通して行いたい場合は、年間を通じて月に1回の投与を継続することが推奨されます。

• 体重に応じた適切な量のブロードラインを使用します。チューブが体重別に分かれているので、猫の体重に合った製品を使用しましょう。

• チューブの先端を折る、または切り取って開封します。

• 猫が舐められない位置である、肩甲骨の間の首の後ろに塗布します。この位置なら猫が直接触れることが少なく、安全です。

• 被毛をかき分けて皮膚が見えるようにし、チューブの内容物をすべて皮膚に塗布します。

• 塗布した部分が乾くまで、他のペットや人が触れないようにし、猫が舐めないように注意します。塗布後数時間で乾燥するため、その後は通常通り過ごせます。

• 適切な量を守る：猫の体重に応じた適切な量を必ず使用し、過剰や不足がないようにしましょう。

• 投与後の注意：塗布部が乾くまで、猫が舐めないように注意します。また、完全に乾いたことを確認するまで、他の猫や動物との接触を避けましょう。

• 妊娠中や授乳中の猫：妊娠中・授乳中の猫や健康状態に問題がある猫に使用する際は、必ず獣医師に相談しましょう。

• アレルギーや副作用：まれに塗布部にかゆみや赤みが出ることがあります。異常が見られた場合は、すぐに獣医師に相談してください。

ブロードラインは、ノミ・ダニ、内部寄生虫、フィラリアに対する広範な効果を持つ便利な猫専用の駆虫薬です。月に1回、肩甲骨の間に適切な量を塗布することで、猫の健康を保ち、感染症の予防が可能です。

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