犬にノミが付いていたらどうする?対処法を詳しくご説明

犬にノミが付いているのを発見した場合、速やかに対策を取ることが重要です。ノミは犬にかゆみやアレルギー性皮膚炎を引き起こすだけでなく、場合によっては他の寄生虫(条虫など)を媒介することもあります。以下に、ノミが付いていた場合の対処方法を説明します。

1. ノミ駆除薬を使用する

• ネクスガード、フロントラインプラス、アドバンテージプラスなどのノミ駆除薬を使用しましょう。これらの薬はノミを迅速に駆除する効果があり、月に1回の投与で予防効果も期待できます。犬の体重に合った適切な製品を選び、獣医師の指導のもとで使用してください。

• スポットオンタイプやチュアブルタイプ:チュアブル錠は犬がおやつのように食べやすく、スポットオンタイプは犬の首筋に垂らして使用するため、犬が飲み薬を嫌がる場合でも簡単に投与できます。

2. ノミ取りシャンプーやクシでの物理的除去

• ノミ取りシャンプー:ノミ取り専用のシャンプーで犬を洗い、ノミの成虫を物理的に除去します。シャンプー後は、犬の被毛をしっかりと乾かしましょう。

• ノミ取りクシ:ノミ取り専用の細かいクシを使って、犬の被毛からノミを取り除きます。特に耳の後ろや尾の付け根など、ノミが付きやすい部分を重点的にチェックし、クシを通します。

3. 犬の寝床や周囲の環境を清掃する

• 寝床の洗浄:犬のベッドや毛布、クッションなどを高温で洗濯し、乾燥機で乾かすと、ノミの卵や幼虫を駆除できます。

• 家全体の掃除機がけ:カーペットやソファ、床など、ノミが潜んでいる可能性がある場所に掃除機をかけ、ノミの卵や幼虫を除去します。掃除機のゴミはすぐに捨てましょう。

• ノミ駆除用スプレーや燻煙剤:犬の寝床やカーペットにノミ駆除スプレーを使用し、環境中のノミを駆除します。使用する際は、犬がその場所に戻る前にしっかりと換気してください。

4. 犬の身体のチェックと継続的な予防

• ノミが再度付いていないか確認:犬の体を定期的にチェックし、ノミやその糞が付いていないか確認します。特に、野外で遊んだ後は、体全体を確認するようにしましょう。

• 定期的な予防薬の使用:ノミは再感染しやすいため、予防薬を月に1回投与することが重要です。予防薬を継続的に使用することで、再感染を防ぎ、犬の健康を守ります。

5. 複数のペットがいる場合の対処

• 他のペットへの感染予防:家に複数のペットがいる場合、全てのペットにノミ駆除薬を投与する必要があります。ノミはペット同士で簡単に移るため、感染拡大を防ぐためにも、全員に対策を施しましょう。

6. 獣医師に相談

• ノミが駆除できない場合や、犬が強いかゆみや皮膚炎の症状を示している場合は、獣医師に相談しましょう。ノミアレルギー性皮膚炎や二次感染などが発生している可能性もありますので、適切な治療を受けることが必要です。

ノミが犬に付いた場合、迅速に対処し、予防策を継続的に実施することで、再感染を防ぐことができます。犬の健康を守るためにも、こまめなチェックと適切な予防を心掛けましょう。

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