ネクスガードとネクスガードスペクトラは、犬のノミ・マダニ駆除に加え、フィラリア予防などもできるため便利な薬ですが、それぞれにデメリットや注意点もあります。以下に、これらのデメリットについてまとめました。
ネクスガードのデメリット
1. フィラリア予防ができない
• ネクスガードは、ノミ・マダニの駆除には効果的ですが、フィラリア予防には対応していません。フィラリア予防が必要な場合は、別の薬を併用する必要があります。
2. 副作用のリスク
• ネクスガードは通常安全に使用できますが、嘔吐、下痢、食欲不振、震え、けいれんなどの副作用が報告されています。特に、過去に神経系の問題があった犬や、特定の薬剤にアレルギーがある犬には注意が必要です。
3. 経口投与のため好みが分かれる
• 犬がチュアブル錠を拒否する場合、投与が難しいことがあります。また、経口薬であるため、投与後にすぐに吐き出してしまうと、効果が得られないこともあります。
4. 他の薬との併用に注意が必要
• 他の薬と併用する際には、相互作用のリスクがあるため、獣医師と相談が必要です。特に、フィラリア予防薬や他の駆除薬と併用する場合は、事前に確認が必要です。
ネクスガードスペクトラのデメリット
1. 副作用のリスクがある
• ネクスガードスペクトラもネクスガードと同様に、嘔吐、下痢、震え、ふらつき、けいれんといった副作用が報告されています。フィラリア予防成分が追加されているため、副作用のリスクが多少増える可能性があります。
2. 子犬や持病のある犬には注意が必要
• 8週齢未満の子犬や、特定の持病がある犬には使用できないことがあり、獣医師の指導が必要です。体重が規定量を下回る犬には、使用が推奨されません。
3. マダニ・ノミ駆除とフィラリア予防を併用しない場合は過剰
• ノミ・マダニ駆除のみが必要で、フィラリア予防を他の薬で行っている場合には、フィラリア予防成分が不要になるため、ネクスガードスペクトラは適していません。過剰な投薬を避けるため、必要な成分だけを含む薬を選ぶことが推奨されます。
4. 複数の寄生虫予防が不要な場合、効果が重複する
• ネクスガードスペクトラは、ノミ・マダニ駆除に加えて、フィラリアや一部の内部寄生虫に対する効果もあります。もし、内部寄生虫対策が不要であれば、別の薬剤を選んだ方が費用対効果が高い場合があります。
5. 経口タイプなので、拒否される場合がある
• ネクスガード同様、経口投与のため、犬が味を好まなかったり、食べた後に吐き戻す場合は効果が得られません。食べさせる工夫が必要な場合があります。
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