ネクスガードとネクスガードスペクトラの違いは？

ネクスガードとネクスガードスペクトラは、どちらも犬用のノミ・マダニ駆除薬として使用されるチュアブルタイプの予防薬ですが、効果範囲が異なります。それぞれの違いについて説明します。

• 主な効果：

• ノミおよびマダニの駆除を目的とした薬です。

• ネクスガードには、アフォキソラネルという有効成分が含まれており、投与後にノミやマダニに効果を発揮します。

• 使用目的：

• 主にノミ・マダニの駆除が目的で、フィラリア予防効果はありません。

• ノミの再感染を防ぐため、蚊の活動が多い季節など、定期的に投与することが推奨されます。

• 投薬頻度：

• 月に1回の投与が推奨されます。

• 主な効果：

• ネクスガードスペクトラは、ネクスガードの効果（ノミ・マダニの駆除）に加えて、フィラリア予防や内部寄生虫（回虫、鉤虫、鞭虫）の駆除もできる薬です。

• アフォキソラネルに加えて、ミルベマイシンオキシムという成分が含まれており、これによりフィラリアおよび内部寄生虫の予防・駆除が可能です。

• 使用目的：

• ノミやマダニだけでなく、フィラリア予防と内部寄生虫の駆除も行えるため、包括的な寄生虫対策が可能です。

• 投薬頻度：

• 月に1回の投与で、フィラリアおよび他の寄生虫対策をまとめて行えます。

• 効果範囲：

• ネクスガード：ノミ・マダニの駆除のみ。

• ネクスガードスペクトラ：ノミ・マダニの駆除に加え、フィラリア予防と内部寄生虫（回虫、鉤虫、鞭虫）の駆除も可能。

• 使用目的：

• ネクスガードはノミ・マダニ対策を行いたい場合に、ネクスガードスペクトラは、ノミ・マダニ駆除に加えて、フィラリア予防と他の寄生虫対策を包括的に行いたい場合に選ばれることが多いです。

どちらも獣医師の処方が必要な薬ですので、愛犬の健康状態や生活環境に合わせて、かかりつけの獣医師と相談の上で適切な薬を選ぶと良いでしょう。また、投薬の際は、説明書をよく読み、獣医師の指示に従って正しい用法・用量を守って使用することが大切です。

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