ネクスガードは、犬用のチュアブルタイプのノミ・マダニ駆除薬で、通常は美味しく作られているため、犬が比較的容易に口にすることができます。しかし、犬によっては食べない場合もありますので、投与の際に工夫が必要です。以下に、ネクスガードの投与方法と、犬がスムーズに摂取できるようにするためのコツを紹介します。
ネクスガードの投与方法
1. 用量を確認する
• ネクスガードは犬の体重によって適切な用量が設定されています。犬の体重に合った正しい用量を選ぶため、使用前に体重を確認し、獣医師に相談して適切なサイズを選びましょう。
2. 直接与える
• ネクスガードは美味しいチュアブルタイプで、犬が喜んで食べるように設計されています。まずは、そのまま犬に与えてみましょう。多くの犬はおやつのように喜んで食べてくれます。
3. 食事の前に与える
• 食事前に与えると、犬が空腹の状態で興味を持ちやすくなるため、そのまま食べる可能性が高まります。
投与のコツ
1. おやつと一緒に与える
• ネクスガードをおやつやフードと一緒に与えると、犬が気づかずに食べることが多いです。例えば、少量のピーナッツバターやチーズ、犬用のおやつなどに包んで与えると、犬が気づかずに食べてくれることがあります。
2. ご褒美タイムとして与える
• 犬にとって楽しい時間にネクスガードを与えると、受け入れやすくなります。おやつやご褒美のタイミングに合わせて投与すると、薬の時間が嫌なものではなくなります。
3. 手で食べさせる
• 手から直接与えると、犬が興味を持って食べることがあります。ネクスガードを手に持って匂いを嗅がせ、犬が興味を持ったら「どうぞ」の合図で渡すとスムーズに食べることが多いです。
4. 砕いてフードに混ぜる
• 犬がどうしてもそのままでは食べない場合、ネクスガードを小さく砕いて、ドライフードやウェットフードに混ぜる方法もあります。ただし、犬が全部食べきるように見守りながら与えましょう。
5. 他の犬と一緒に与える(多頭飼いの場合)
• 他の犬が食べているところを見せると、競争心から自分も食べようとする場合があります。多頭飼いの場合は、この方法を試してみるのも良いでしょう。
投与後の確認
• ネクスガードを食べた後に吐き戻してしまうこともあります。その場合、獣医師に相談し、再投与が必要か確認しましょう。
• すべて食べたかどうかを確認し、万が一食べ残しがあった場合には適切な対応を取りましょう。
ネクスガードは月に1回の投薬でノミ・マダニの駆除ができるため、うまく工夫して、毎月の投与を忘れずに行うことが大切です。もし投薬が難しい場合は、かかりつけの獣医師に相談し、他の方法や代替薬を提案してもらうことも検討してみましょう。
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